フィリップ・フィッシャーが1958年に書いた『Common Stocks and Uncommon Profits』より 、投資すべき成長企業の条件。
単発プロジェクトでなく大きな企業を目指す上で2と9は重要なことだと感じた。
※フィッシャー (Philip Arthur Fisher, 1907年生まれ) 1955年に当時まだ小企業にすぎなかったモトローラに投資し、2004年に96歳で死ぬまで50年間保有し続けた。バフェットはフィッシャーの成長企業に関する分析力に感銘を受け、グレアムに続く師匠の1人とした)
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◆フィリップ・フィッシャーの掲げる成長企業の15の条件
◆フィリップ・フィッシャーの掲げる成長企業の15の条件
1. その企業は、少なくともあと5~6年の間、企業全体の売り上げを大きく伸ばすに充分な市場が見込める製品またはサービスを有しているか。
2. その企業の経営者は、現在の人気製品が市場を開拓しつくそうとする時点で、その後も全体の企業売り上げを伸ばしていけるように、新製品や新製法を開発していこうという決意を持っているだろうか。
3. 研究開発の規模と比較して、どれだけの成果が表れているか。
4. その企業の営業部門は平均以上の力をもっているか。
5. その企業は投資に値するだけの利益率を確保しているか。
6. その企業は利益率を維持し、改善するためになにをしているか。
7. その企業は良好な労使関係を築いているか。
8. その企業は管理職の能力を引き出すような環境をつくっているか。
9. その企業は管理職レベルの優秀な人材が豊富にいるだろうか。
10. その企業は、しっかりとしたコスト分析と財務管理を行っているか。
11. その企業は、他社との競争を勝ち抜くために企業運営の面で必要な業界特有のスキルを充分に備えているか。
12. その企業は収益に関して長期的な展望をもっているか。
13. 近々その企業は成長のために増資をする必要がないかどうか。その増資にともなう株数の増加によって現在の株主の利益を大きく損なう恐れはないだろうか。
14. その企業の経営者は事業が順調な時には投資家に気軽に口を開くのに、困難な状況に陥ったり市場の期待を裏切るような出来事が起こったりすると、貝のように口を閉ざしたりはしないだろうか。
15. その企業の経営者はほんとうに誠実だろうか。
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2. その企業の経営者は、現在の人気製品が市場を開拓しつくそうとする時点で、その後も全体の企業売り上げを伸ばしていけるように、新製品や新製法を開発していこうという決意を持っているだろうか。
3. 研究開発の規模と比較して、どれだけの成果が表れているか。
4. その企業の営業部門は平均以上の力をもっているか。
5. その企業は投資に値するだけの利益率を確保しているか。
6. その企業は利益率を維持し、改善するためになにをしているか。
7. その企業は良好な労使関係を築いているか。
8. その企業は管理職の能力を引き出すような環境をつくっているか。
9. その企業は管理職レベルの優秀な人材が豊富にいるだろうか。
10. その企業は、しっかりとしたコスト分析と財務管理を行っているか。
11. その企業は、他社との競争を勝ち抜くために企業運営の面で必要な業界特有のスキルを充分に備えているか。
12. その企業は収益に関して長期的な展望をもっているか。
13. 近々その企業は成長のために増資をする必要がないかどうか。その増資にともなう株数の増加によって現在の株主の利益を大きく損なう恐れはないだろうか。
14. その企業の経営者は事業が順調な時には投資家に気軽に口を開くのに、困難な状況に陥ったり市場の期待を裏切るような出来事が起こったりすると、貝のように口を閉ざしたりはしないだろうか。
15. その企業の経営者はほんとうに誠実だろうか。
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